結論
- 同じ目的を持った仲間と切磋琢磨できるからプログラミング学習を継続できる
- プログラミング学習やエンジニアとして現場に出た時に助けあうことができる
- プログラミング学習を卒業した後も人脈を広げられる
プログラミングスクールの入学を決めてから、「さぁ、プログラミングを学んでエンジニアになるぞ!」とやる気に満ち溢れて「おれ/私は誰とも話さずにプログラミングに集中する」という方もいます。
しかし、これはすごくもったいないことです。プログラミング学習をすること以上にスクール生の方と仲良くすることの方が100倍重要です。
僕もスクールに行っていた経験があるので、その経験も踏まえてなぜ、プログラミングスクールで受講生と仲良くする必要があるのかを解説していきます。
エンジニアになりたい仲間がいることで学習を継続できる
僕もスクールに申し込んだ時は、「遊びに行くんじゃない、プログラミング学習に集中するためにスクールに行くんだ!だから誰とも話さない!」と決めていました。
プログラミングを学習する上で継続するということが重要になってきます。1人で継続できるメンタルの強い人であれば、問題ありませんが、大抵の方が挫折してしまっている状況です。
独学をして聞けるような人がいないという理由もありますが、スクールに通っている人も挫折をしている(カリキュラムを完了できずに辞めてしまう)人も結構いました。
プログラミング学習を継続できる人の特徴として、他の受講生との関係が良好であるということがあります。
同じ目標を持った仲間がいれば、辛い時に励ましあったり、どうしても解決できないエラーを解決するために一緒に考えることができるからです。
それが、学習を継続することができる1つの要因となるのです。
僕の場合は、偶然それに気づかされました。
僕の通っていたスクールはオンラインで学習していたため、オフラインで学習する機会はありませんでした。
ですが、せっかく東京にいるので、対面で講師に質問したいという理由からオフラインの勉強会に出席しました。
そこには、大体30名の受講生がいました。
会場のエレベータを待っている間、話しかけてくれたのが、エンジニアになった今も僕と一緒にもくもく勉強会で一緒に勉強をしている友人です。
僕とその友人がたまたまカリキュラムの進捗が同じくらいだったので、その話で盛り上がりました。
僕としては、仲良くするつもりはなかったのですが、話していくうちにその日に一緒にカリキュラムを進めることになりました。
その後もカリキュラムの進捗を報告し合うようになりました。彼は地方に住んでいたので、一緒に学習をすることはできませんでしたが、オフラインの勉強会の時は東京に来てくれるので、その時に進捗や今詰まっているところについて話していました。
今考えると、彼がいたから学習を継続できたと思います。僕よりも年は下でしたが、彼に負けたくない、カリキュラムの進捗やプログラミングの理解度で差をつけられたくないと思いました。
その時は、仕事をしながらプログラミング学習をしていたので、時間は限られていましたが、わからなくても学習を継続することができたのは、一緒の目標に向かって頑張る人がいたからだと感じてます。
プログラミング学習や現場に出た後も助け合うことができる
スクールのカリキュラムを進めていく上で、わからないことが多くなってきます。
先に進めていくにつれて、わからないことやつまづく事が多くなってきます。そんな時に講師に質問するのですが、なかなか忙しくて回答をもらえない時もあります。
自分で解決する事ができれば、それに越したことはありませんが、プログラミング初心者の状態でググって自力で全て解決していくというのは難しいです。
なので、僕はオフラインの勉強会であった友人と一緒にカリキュラムを進めました。そこでは、友人と教えあったりしていました。
地方在住の友人が東京に上京するというので、上京してからは、ほぼ毎週末に一緒に勉強する時間をとってカリキュラムを進めていました。
かなり有益な時間でした。自分で勉強すると怠けてしまいますが、外に出て友人の受講生と一緒に勉強することで嫌でもやらなければいけない状況になります。
挫折せずにカリキュラムを完了できたのも、この受講生の友人がいたおかげだと思っています。
また、エンジニアとして現場に出た時にわからないことに直面する事が多々あります。
そんな時にも同じプログラミングスクールに通った友人に相談する、または相談されるという事があります。
会社外でプログラミングのことを相談できる人がいるのはかなり心強いです。もちろん、会社内で解決できることに越したことはありませんが。
どうしても解決する事ができない、または、先輩になんども質問にいくのが億劫になってしまう事があります。
そんな時に頼りにできるのが、スクール時代の友人です。同じエンジニアとして働いている友人に聞く事ができるのです。
僕はスクールに行く8割りの目的は、受講生と仲良くする事だと思っています。
プログラミング学習を卒業した後も人脈を広げられる
プログラミングスクールを卒業した後も受講生の友人とたまにあったりすると、エンジニアの人を紹介してもらう事があります。
スクールの受講生と友人になったからといって、絶対に人脈が広がるわけではありませんが、その可能性が高くなります。
エンジニアとして成長してフリーランスになった後に、そういった人脈から仕事をもらうことでエージェントを通さずに単価の高い仕事をもらうこともできるかもしれません。
フリーランスを目指していない人は、様々な強みを持ったエンジニアと意見交換することで、自分の仕事に活かす事ができます。
何より激強エンジニアとつながる事ができれば、それだけでも圧倒的に成長する事ができます。
ただ、だからと言ってスクールで手当たり次第に知り合いを増やすということは得策ではありません。なぜなら、そのような浅い関係を築いたとしても、そういった激強エンジニアを紹介してもらったりする関係になることはないからです。
紹介する方も責任があるので、そもそも浅い関係の人に対してそういった優秀な人材を紹介することはリスクでしかないからです。
じゃあ、どうすればいいのかというと、自分が人間的に尊敬できる人かどうかで考えていいと思います。
この人は人間的に好きになれる、尊敬できるなと思った人と関係を深めていけばいいと思います。
僕も今の友人関係は人間的に尊敬できる人だけです。
また、こちらも相手にGIVEすることを忘れてはダメです。優秀な人材を紹介してもらったら自分も勉強会などに積極的に参加して優秀な人材を紹介してくれた相手に紹介するなどして相手の役に立つようにしましょう。
まとめ
プログラミングスクールでプログラミングを学習してエンジニア転職を目指すことはもちろん大事ですが、スクールに通うという人はぜひ受講生との関係を構築することにも注力してもらいたいです。
辛いことを一緒に乗り越えた事がある友人というのは、頼りになりますし、自分も友人のために頑張らないといけないという気持ちになり、エンジニアになってからのモチベーションも上がりますね。
もう一度結論をまとめておきます。
- 同じ目的を持った仲間と切磋琢磨できるからプログラミング学習を継続できる
- プログラミング学習やエンジニアとして現場に出た時に助けあうことができる
- プログラミング学習を卒業した後も人脈を広げられる
コメント