職業訓練校に通ってWebデザインに必要なスキルを学べる?就職は?【体験談】

Webデザイン

Webデザインの職業訓練校に通ってちゃんとWebデザイナーになれるのかなぁと不安に思う方もいらっしゃると思います。

そこで、今回はぼくの体験をベースにWebデザイナーになることができるかを述べたいと思います。

この記事を読むことで、Webデザインの職業訓練校に通って学ぶことの理解ができます。

また、その後の進路や就職活動ですべきことがわかります。

ぼくは、実際に半年間職業訓練校で学んでいた経験があります。ですが、ぼくの場合は、Webデザイナーとして就職したわけではありません。

職業訓練校で学ぶうちにWebマーケターに興味が湧いたので、職業訓練校を経てWebマーケターとして就職しました。

しかし、ぼくと同じクラスの方はみんなWebデザイナーとして就職されたので、彼らの体験を聞いたのでこれからWebデザイナーとして就職したい人にとって役に立つと思います。

Webデザイナーになるために職業訓練校で学んだこと

ぼくが通っていた職業訓練校では、デザインはもちろん、HTML、CSS、JavaScript、PHP、Photoshop、Illustrator、Premier Pro、Dreamweaver、Webライティング、WebマーケティングやCM撮影など様々なことを学んでいました。

また、Web制作会社が運営していた職業訓練校なので、卒業後にアルバイトとしてWeb制作会社で実務経験が積めるようになっていました。ぼくもWebマーケティングの先生の会社でアルバイトとして働かせていただき、その経験を就活の面接で話しました。

デザインツールの使い方やHTML、CSSは当たり前ですが、テストがありこれに合格しなかったら、卒業させてもらえません。でも、めちゃくちゃ難しいわけではなく、授業をきちんと聞いて使い方を練習すればできます。

Webデザイナーとして就職する会社によっては、デザインだけはなく、マークアップ言語を使ってのコーディングやWordPressを使用しているところですと、簡単なPHPやJavaScriptなどのプログラミング言語を使うことがあるので、訓練校でやったことが活きているという人が多いです。

Webデザインの職業訓練校に通えば、Webデザイナーになれるの?

結論から言うと人によります。ぼくのクラスでは、就職できなかったと言う人はいませんでした。ただ、ぼくみたいに職業訓練校に入ってからWebマーケティングに興味を持って、そっちの道にいくと言う人はいました。

だから、卒業生の方がみんなWebデザイナーになったかというとそうでもなく、Webディレクターや、Webマーケターなどもなっていました。

Webデザイナーの勉強をしたからといって即戦力として活躍できるわけではないみたいです。これはスクールの卒業生でも一緒ですよね。

でも、ポートフォリオを作成していれば、これまでスクールでやってきたことや自分で作成したWebサイトを見てもらえるので作成することをおすすめします。

ぼくが通っていた職業訓練校は、ポートフォリオの制作が授業に組み込まれていて、それを発表する時間もあったので面接でもそれを活かすことができました。

ただ、面接でポートフォリオを見せるとボロクソ言われるときもありますが。。。笑

Webデザイナーとして就職した主婦のお二人に話を聞いたところ、現場で先輩に教わることが多いみたいですね。デザインの基本などはできているけど、最初は自分の作ったものに対して修正をもらうことが多いみたいです。

ちなみに、ぼくは現在エンジニアとして働いていますが、元々ここでプログラミングの触りは学んでいたのと、HTML、CSSの基礎を学ぶことができたので非常にそこの部分のラーニングコストはそこまでかかりませんでした。

ポートフォリオとしてHTML、CSSで作成したWebサイトを公開していたので、抵抗なくRubyやPHPの学習をすることができました。

職業訓練校と一般的なデザインスクールのメリットとデメリット

職業訓練校のメリット

受講料が不要なことと、ある一定の条件を満たせば、学びながら給付金10万円がもらえることです。また、職業訓練校によっては授業の質が高いのでスクールと同じくらいの質の学習をすることができます。

また、通学しないといけないので、クラスメートと切磋琢磨して課題をこなしていくことができるので、1人では続けられなかった人でも続けることができます。

これはスクールでも同じですが、きちんとしたカリキュラムがあるので、効率よく学ぶことができます。次に何をやったらいいんだろうということはありません。

職業訓練校のデメリット

デメリットとしては、職業訓練校によっては倍率が非常に高く入学できないかもしれないということです。また、次の入学まで待たないといけないためタイムラグが発生してしまいます。

ぼくの通っていた職業訓練校は倍率が2倍みたいです。つまり2人に1人しか受からないということです。

さらに、国が費用を負担しているのでシビアに出席率を確認されます。もし出席数が少ない場合は学校で学ぶことができなくなります。

一般的なデザインスクールのメリット

スクールの質がある程度担保されていることです。受講生から授業料を受け取っている以上ある程度の質が担保されています。

さらに、就職支援が充実していることです。職業訓練校ではハローワークの求人が中心に紹介されますが、それ以外は自分で探さないといけません。でも、スクールだとスクールが提携している求人や就職対策に時間をとってくれるところが多いです。

また、自分でランサーズやクラウドワークスなどで自分で仕事をとってくることを解説したスクールも存在します。

Design Hacksというオンラインのデザインスクールです。

Design Hacks公式サイト

在宅で仕事をしたい方にとっては検討してみるのもいいかもしれません。

職業訓練校でも就職に関しての相談に乗ってくれますが、10分程度の面談を2~3回という形だったので自分で就職先を見つけたり行動する必要がありました。

また、通学する時間がない人や子育て中の人など在宅で学びたいという人はスクールの方が適しています。

一般的なデザインスクールのデメリット

当たり前ですが、受講料を払わないといけません。無料で学べるところは少ないです。

挫折して学習を辞めてしまうと受講料を払った分時間とお金を損してしまいます。

まとめ

職業訓練校は無料で学べますが、デメリットもあるので、申し込む時は一般的なスクールも検討してから申し込むようにするといいと思います。

職業訓練校に通ってWebデザイナーになることはできるのかということをまとめました。職業訓練校かWebデザインのスクールに通うかを迷っている人にとって少しでも参考になれば幸いです。

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