Oracle Master Bronze DBAに3週間で合格する方法【勉強方法/取得してよかったこと】

約3週間かかりましたが、「ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12c Bronze DBA12c (1Z0-065-JPN)」に合格したので、勉強方法やよかったことなどをまとめました。

SQLはほとんど初心者の状態で取りました。というのも現場でSQLを使う機会が出てきて勉強のために取得しました。

MySQLを使っていたのですが、ここではテーブルを参照するくらいできなかったのでSQLを学習した方がいいなと思ったのと、転職活動に有利かなと思い取得しました。

ぼくがやった勉強方法を解説していくので、これからオラクルマスターブロンズを取得しようと思っている人の参考になれば幸いです。

ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12cの簡単な概要

「Oracle Master Bronze Oracle Database 12c」はOracle社が出しているデータベースの資格です。

「Bronze SQL基礎I  [Bronze SQLI]  (1Z0-017-JPN)」または、「12c SQL基礎 12c SQL(1Z0-061-JPN) 」の取得と、「Bronze DBA12c (1Z0-065-JPN) 」の2つの試験に合格すると取得することができます。

上位資格のSilverとGoldがありますが、Bronzeを取得しないと受験することができません。

だから、Bronzeは入門レベルだし、簡単なんじゃないかなと思っていると痛い目みます。というのもぼくはDBAは一発で合格できましたが、SQL基礎には1回落ちてしまっているからです。

データベースのことをあまり知らない人やこれから勉強したい人にとっては初めて出てくる言葉や概念があるので、きちんと対策しないと落ちてしまいます。

問題数が73問で制限時間も120分と長いです。さらに、受験料が26600円とかなり高額です。受験する時はしっかり対策してから受験しましょう。

合格ラインも70%とSQL基礎の65%よりも高くなっているので、頑張りましょう。

ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12cに3週間で合格できた勉強方法とは

かといってすごく難しいかと言われるときちんと対策すれば一発合格することが可能です。ここでは、具体的な勉強方法について解説します。

  1. Ping-tの問題を金にする
  2. 白本を2周して知識を定着させる

Ping-tの問題を金にするまで解き解説を熟読する

Ping-tというベンダー資格を取るのにめちゃくちゃ優秀なサイトがあります。

オラクルマスターの他にもLPICやCCNAなどの資格試験の対策ができます。「SQL基礎」は無料で利用することができるのでかなりオススメです。

「Bronze DBA」も1ヶ月2400円で利用することができますが、値段以上の価値があるので、DBAを受ける人は利用することを強くオススメします。

金、銀、銅のファイルがあり、最初は全ての問題が銅のファイルに入っています。一度正解すると、銀に入り、もう一度正解すると、金に移動します。

つまり2回連続で正解しないと金には行かないということです。
金に全部の問題を入れることを目指しましょう。

ここで、最初は問題を解いても全くわからないと思いますが、解説が充実しているので、問題を見てわからなかったらすぐに解説を見るようにしましょう。

そうすることで、ある程度知識が定着していきます。

まず解説を読んで理解することでどのように問題が出されるのかを知ることができるので時間短縮になります。

最初に白本などの参考書を使用してもいいのですが、インプットだけだと覚えたことをすぐに忘れてしまうため、問題と解説を先に一緒に勉強することでかなり効率よく学習できます。

この学習方法については「ずるい暗記術」という本を参考にしました。

Ping-tは時間の限り行うようにしましょう。ぼくは1日3時間以上取り組みました。

人によっては、時間がかかってしまうかもしれませんが、その分勉強時間を増やして全部の問題を金のファイルにまでいけるようにしましょう。

追記:

最近はUIが変わって新しい方と古い方を選択できるようになり、新しい方だと金、銀、銅という概念が、ミス、ヒット、コンボになったみたいですが、やることは同じでコンボになるまで解きまくることです。

白本を2周する

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次にやることは、白本と呼ばれる上記の参考書を2周読むことで、これまでPing-tで読んできた解説にプラスして知識がさらに深まり定着します。

忘れている箇所の復習も兼ねて読むようにします。1章が終わるごとに章末問題があるので、それも読んだ章の知識を定着しているか確認の意味でも飛ばさずにきちんと解きましょう。

それを2周くらいすると、ある程度自分が解ける範囲と解けない苦手な範囲がわかってきます。

苦手な範囲だけを復習して正答率をあげましょう。

さらに、模試が2回分ついているので、こちらも解いてください。1回目に模試を解いた時は、52%くらいしか取れていなかったです。

白本での解説も充実しているので、きちんと答え合わせをする際に解説を読むことで問題に対してどのように考えればいいかを知ることができます。

白本の模試と章末問題でよく間違える問題を中心繰り返し解くようにすることで、理解が深まりましたし、自信を持って試験に挑むことができたと思っています。

ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12cを取って良かったことは?

Oracle Master Bronzeの資格を取ってよかったことは、実際にOracleを使用する現場に入ることができたことです。

資格を持っていることよりも経験があることが優先されますが、未経験だったり実務経験が浅いとそれは難しいので、資格を持っていることである程度知識はありますよ!とアピールすることができます。

ぼくの場合は、Laravelの経験とORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12cの資格を保有しているということで評価してもらい、LaravelとOracleを使用する現場に決まりました。

これから就職や転職のために取得しようと考えている方に取ってもOracle Master Bronzeの資格が活かせる現場を探してみてください。

Oracleの現場じゃなくても、SQLの知識は現場に出てから役に立つので、勉強したことが無駄になることはないと思います。また、就活や転職でもある程度のSQLの知識はあるので、面接の受け答えでもアピールすることができると思います。

最後に:ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12cを受けてみた感想

Oracle Master Bronze DBAを受けてみた感想は、SQL基礎よりは簡単だったかなという印象でした。

というのも、SQL基礎に一度落ちてしまっているので、SQL基礎かそれ以上の難易度かと思ったのですが、実際に受けてみるとそこまで難しくないかなと思った次第です。

もちろん簡単ではなかったですが、白本できちんと知識を整理して、模試や章末問題を解けるようにすることで十分合格可能な資格でした。

ただ、理解するまでに時間がかかってしまったので、最初はモチベーションを保つのが難しかったです。

ある程度理解してくると、問題演習に集中することができるようになってくるので、スムーズに勉強を進めることができました。

理解を深めるという意味でも、問題演習という意味でも、試験合格のためには白本は必須なので、これからOracle Master Bronze DBAを受ける人でまだ購入していない人は短期間で合格するためにも購入することをオススメします。

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